

食事の記録を1週間続けてみて、壁にぶつかった。
記録の”難しさ”の正体
朝と昼はわかりやすい。自分で用意するものだし、食材がシンプルだ。
問題は夜だった。
夜は妻が作ってくれた料理を食べる。どんぶりなら、ご飯は何グラムか。鶏肉は何グラムか。味噌汁の具は何か。サラダの内訳は。完璧に記録しようとすると、食事の前に検索と入力が始まってしまう。
ゲーム感覚で楽しんでいた記録が、だんだん重荷になりかけていた。
「少し低くてもいいじゃないか」
そこで考えた。
自分は増量したい。目標は体重を増やすことだ。だとすれば、記録が少し低めになったとしても、問題はないのではないか。実際より少なく記録されるなら、食べた量は記録より多い。増量目線では、むしろ安全側だ。
先生に相談した。「それ、いい考えだと思います」と言ってもらえた。
「痩せたいケースは逆で、少し多めに見積もるとバランスが取りやすいんです。自分の目標に合わせて考え方を変えるのは正しい」
完璧な記録より、続けられる記録を選ぶ。そう決めてから、また気が楽になった。完璧を求められていたら、続けられなかったと思う。
トレーニング開始の話
セッションでは、食事だけでなくトレーニングについても指示があった。
「まずは家でできる腕立てとスクワットをやってみましょう。自分がやれる回数を3セット」
週3回、1日おきに行う。理由も教えてもらった。「筋肉は休んでいるときにつくんです。だから毎日やらないほうがいい」。なるほど、と思った。頑張ることよりも、回復させることが大事なのか。
時間帯は、会社から帰って夕飯を食べてから2時間ほど空けた後。だいたい夜22時ごろになった。
「6回」からのスタート
12月1日、最初のトレーニングを記録した。
- 腕立て:6回 × 3セット
- スクワット:20回 × 3セット
腕立て6回。我ながら少ないと思った。でも、これが正直な今の自分だった。先生には「まず自分がやれる回数からスタートする」と言われていたし、見栄を張っても意味がない。6回が今の自分のスタート地点だ。
【第3週の記録】2025年12月2日〜12月8日
| 日付 | 体重(kg) | カロリー(kcal) | タンパク質(g) | 脂質(g) | 炭水化物(g) | 食物繊維(g) |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 12/02(火) | 50.1 | 1,887 | 84.6 | 38.8 | 307.3 | 9.6 |
| 12/03(水) | 50.2 | 2,598 | 104.7 | 68.2 | 406.8 | 14.9 |
| 12/04(木) | 50.0 | 2,012 | 112.6 | 55.1 | 267.0 | 5.6 |
| 12/05(金) | 50.2 | 2,439 | 111.0 | 42.3 | 400.4 | 11.1 |
| 12/06(土) | 50.1 | 2,175 | 110.5 | 36.4 | 362.5 | 13.5 |
| 12/07(日) | 49.9 | 2,163 | 103.1 | 35.1 | 364.7 | 13.7 |
| 12/08(月) | 50.2 | 1,877 | 88.0 | 25.6 | 332.3 | 11.6 |
| 週平均 | 50.1 | 2,164 | 102.1 | 43.1 | 348.7 | 11.4 |
📌 第2週末:50.1kg → 第3週末:50.2kg 週間変化:+0.1kg
数字の意味を読む
第2週と比べると、体重の上昇は+0.1kgとほぼ横ばいだった。
ただ、カロリーは2,129kcal→2,164kcalとわずかに増え、炭水化物は309.8g→348.7gと上がっている。タンパク質は113.8g→102.1gと少し下がった。
体重が大きく動かなかった週でも、食事の質は少しずつ変化していた。数字をつけていたから、それがわかった。記録を続ける意味を、改めて感じた週だった。



